報恩講(ほうおんこう)とは、浄土真宗の宗祖(開祖)とされる親鸞(1173年?1262年) の祥月命日の前後に、宗祖親鸞に対する報恩謝徳のために営まれる法要のことです。  
     
  庫裏(くり)とは本来、台所のことなのですが、小さなお寺では別棟にすることが出来ないため、 台所・座敷・寺務所・住職の居住スペースなどをそなえた建物のことを庫裏(くり)と言います。  
 
  晋山式(しんざん しき)とは、寺院に新たな住職が就任する際の儀式を言う。寺院には多く山号が付けられているが、その山に晋(すす)むという意味があります。  

 
  高僧の死去を、婉曲的に、かつ、敬っていう言葉です。
正しくは遷移化滅( せんいけめつ)で、遷化はその略語です。
 
     
 

延暦寺や金剛峯寺、高尾山薬王院などは禅宗伝来以前から山号を寺院名に付与しているが、これについては、最澄も空海もそれ以前から霊山と呼ばれる山林で修行を行っており、霊山に寺院を建立し、霊山の名称を寺院名に付与する事で、自然の霊力を寺院に付与させようとした事によるものと推定される。

また、霊山以外の地域に所在する寺院や、禅宗以外の寺院で仏教用語を山号として付与している場合については、大乗仏教では『法華経』などの様々な経典を釈迦が霊鷲山(りょうじゅせん)で説法したとされている事によるものと推定される。

従って、釈迦ではなく、阿弥陀如来を本尊とする浄土系仏教の寺院については、山号が付与されていない場合が多い。

 
 
 
檀家(だんか)とは、一定の寺に属し、寺院の経営や活動を支えたり、金品を寄進している家のことで 檀越(だんおつ)・檀那・檀徒・檀中とも言われます。
ただし浄土真宗では一般に、門徒と言います。

檀家は菩提寺のもとで葬儀や法要を行い、墓も基本的には境内の墓地に建立します。

 

 
  僧侶が食べる米のことです。